「チェスト!」〜 20周年記念に際し 〜

独立行政法人 地域医療機能推進機構 りつりん病院

第3代支部長 21期生 帖地健志


讃岐会20周年誠におめでとうございます。

このたび本会讃岐会は無事20周年迎えることができ大変うれしく思っております。

無事20周年を迎えられ、松丘会、倉友会、讃岐会会員、そして歴代会長、役員、その他関係者の皆様方に心より感謝申し上げます。

20周年記念事業は、JRクレメント高松で開催し、多くの方々にご出席頂きました。その中で特別講演として北山先生、甲谷先生にご講演いただきました。ちょうどこの年が短大から福祉大学への移行準備等で大変ご多忙の中、大変無理を言ってお越し頂きました。この紙面をお借りまして再度感謝申し上げます。

讃岐会においては、生まれも育ちも鹿児島の私が、右も左も分からない四国香川で会長をさせて頂き、貴重な経験を積ませてもらいました。

さて、話は変わりますが、チェストと聞いて一番に何が思いつくでしょうか。

一般的には、①胸。胸部。胸郭。②貴重品を入れる蓋付の大きな箱。また、整理ダンス。

我々技師の世界では、胸部X線撮影の事をChestX-Pと使用したりします。私も技師になってから胸写を数え切れない程撮影してきました。今では簡単に撮影した画像ができるようになっていますが、本当に奥が深いものと実感します。未だに、胸写の読影に関しても勉強不足で苦手です。胸写をマスターした技師に憧れる今日この頃です。

さらにチェストは、現代日本の鹿児島県(昔の薩摩藩)でよく言う掛け声で使われたりします。その意味は・それいけ!・やあー!・やれー!など。つまりは、気合の入った掛け声です。チェストの由来や語源については、剣で相手に斬りかかる時の示現流(鹿児島の剣術)の心構えの一つ「知恵を捨てよ(無心になれ)」という言葉が掛け声として変化したという説が有力らしいです。「知恵を捨てよ」➡「知恵捨てよ」➡「ちえすてよ」➡「ちぇすと!」➡「チェスト!」と、こんな感じに変化してきたらしいです。

次は、30周年

チェスト讃岐会!

最後になりましたが讃岐会の今後の更なる発展と、皆様方の益々のご健勝ご活躍を御祈念致します。


讃岐会

讃岐会は、川崎医療短期大学 診療放射線技術科 ならびに 川崎医療福祉大学 診療放射線技術学科の卒業生で構成され、主に四国で働く同窓生の集まりになります。正式には、川崎医療短期大学同窓会(松丘会)放射線技術科支部香川県地域支部となっておりますが、4年生へ移行したため、川崎医療福祉大学の卒業生も入会していただくことにいたしました。  このHPは、主として同窓生への情報発信として開設されました。